
コーヒーミルって毎回洗うべきなの?

洗わないと何か問題があるの?
そんな疑問をお持ちではないですか?せっかく自宅で挽きたてのコーヒーを味わうなら、最高の状態で楽しみたいですよね!
実は、コーヒーミルのお手入れってすごく重要なんです!コーヒーの味を左右したり、コーヒーミルの寿命にも大きく関わってきます。
本記事では、コーヒーミルを洗わないことによるトラブルや誰でもできるお手入れ方法、お手入れ簡単なコーヒーミルの紹介まで詳しく解説していきます。
あなたのコーヒータイムが少しでも優雅なものになるよう、今日から実践できるお手入れ術も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください♪
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コーヒーミルを洗わないとどうなる?風味の劣化とカビの発生
「コーヒーミルって洗うのがめんどくさいんだよなぁ。」と使用したコーヒーミルを洗わずに放置し、ついついお手入れをさぼったりしてませんか?
その気持ちはとても分かるのですが、コーヒーミルをお手入れせずに放置することはおすすめできません!
なぜなら、あなたのコーヒーライフに様々な悪影響を及ぼす可能性が高いからです。
せっかく美味しいコーヒーを淹れるためにコーヒーミルを使用しているのに味が損なわれたり、カビの発生によりあなたの健康状態も危ぶまれる可能性だってあり得るのです。これでは本末転倒です。
ここではコーヒーミルを洗わないことで具体的に何が起こりうるのか、風味とカビという2つの側面から詳しく解説していきます。
コーヒーミルは水洗いできる?洗わない場合のリスクとは
結論から申しますと、、、

電動コーヒーミルは基本的に洗うことを推奨していません!
理由は、内部に水が入ってしまうと故障の原因になったり、錆びたりする可能性が高いからです。手動でも水洗いできるものもありますが、必ず乾燥させることがポイントです。
これだけ聞けば、「洗わない方がいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。では、洗わないことのリスクをご紹介していきます。
- :酸化した油分が雑味や不快な匂いの原因になる
- :微粉がミルの刃や内部に溜まってしまう
- :微粉の蓄積によりミルのモーターや刃に負担がかかる
- :カビや雑菌が増える
これらのリスクを考えると、コーヒーミルを正しくお手入れすることがどれだけ重要かが分かります。
酸化した油分がコーヒーの味を劣化させる理由とは
コーヒー豆に含まれる油分は、空気に触れると酸化し始めます。この酸化した油分がコーヒーミルに付着したまま放置されると、次に挽くコーヒー豆に酸化した匂いが移ってしまいます。
不快な匂いがコーヒーに移り、せっかく新鮮なコーヒー豆の良い香りを台無しにしてしまいます。もちろん匂いだけでなく、味にも影響してきます。
酸化した油分は、余計な雑味や不快な苦味を発生させるので、コーヒー本来のクリアな味わいを感じにくくしてしまいます。
浅煎りのフルーティなコーヒーなどは特に影響を受けやすく、フレーバーを思うように楽しめなくなるかもしれません。
美味しいコーヒーを淹れるためには、新鮮かどうかも大事です。しかし、コーヒーミル内部の清潔さも非常に重要であることを覚えておくといいでしょう!
残った微粉がコーヒーミルの性能を低下させる!
コーヒー豆を挽くと、必ずと言っていいほど発生するのが”微粉”です。この微粉がコーヒーミル内部に蓄積されていくと様々な問題を引き起こし、コーヒーミルの性能を低下させてしまいます。
では、具体的な影響をご紹介していきます。
電動ミルでは、微粉の詰まりがモーターに余計な負荷をかけます。これにより、モーターが過熱しやすくなったり、異音が発生したりする原因となります。
長期的には、ミルの寿命を縮めることにもつながります。
微粉は静電気を帯びやすく、ミル内部や粉受けに付着しやすくなります。
これがさらに微粉の蓄積を加速させ、お手入れの手間を増やすことにもつながります。(電気は発生すると微粉の取り除きに時間がかかり、ちょっとしたストレスにも、、、)
衛生的にも良くない状態、カビの発生

コーヒー豆は乾燥しているし、カビなんて発生しないのでは?
実は、コーヒーミル内部には、見えないカビや雑菌が繁殖するリスクが潜んでいます。これを知っておけばきっとお手入れの重要性が分かると思うので、チェックしておきましょう!
カビや雑菌が繁殖しやすい主な要因は、主にコーヒー豆の油分と微粉・湿気・不適切な管理の3つです。
カビや雑菌は、湿気が好きというのはなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか?もちろん湿気もそうなのですが、油分や有機物も大好物なんです!
そのため、挽いた後の微粉が残った状態を長時間放置すると、彼らの絶好の環境を作ってしまうことに、、、
考えるだけでもぞっとしますよね。カビは私たちが口にしても良いことはないので、コーヒーミルの衛生状態を保つことに専念することをおすすめします。

洗わなくても大丈夫!コーヒーミルの正しいお手入れ方法
コーヒーミルは、美味しいコーヒーを淹れるための大切な道具です。長く愛用するためには、お手入れ欠かせません。
しかし、「コーヒーミルの手入れってなんかめんどくさそう。」と思っている方が多いのでないでしょうか。
そんな方に言いたい!大丈夫です!ここでは、簡単なお手入れから定期的に実施した方がいいお手入れまで幅広くご紹介していきます。
洗浄不要!コーヒーミルブラシを使って毎日のお手入れを簡単に!
毎日行うべきお手入れは、そこまで大掛かりなものではありません。実は、「コーヒーミルブラシ」を使った簡単なお手入れで十分なんです!
コーヒーを挽き終わった後に、以下の手順でサッと掃除をしちゃいましょう!
- 粉受けに残ったコーヒー粉を捨てる
- コーヒーミルの入り口と出口をブラシで払う
- コーヒーミル内部の微粉を払う
- 本体を乾いた布などで拭いて掃除する
コーヒーミルブラシは、ミルの細かな隙間にも届きやすく、効率的に微粉を除去できます。
特に毛先が柔らかく、静電気を帯びにくい素材のブラシを選ぶと、より効果的です。また、ブロワーも、ミルの内部に残った微粉を吹き飛ばすのに非常に役立ちます。
ぜひ毎日のお手入れに取り入れてみてください♪

コーヒーミルを分解して本格お手入れ!洗わない清掃方法とは
毎日のお手入れは簡単とご紹介しましたが、完全に汚れを取り切れるわけではありません。コーヒーミルをより長く使用したいのであれば、定期的に分解して掃除することが大切になってきます。
一般的に、ご家庭で毎日コーヒーを挽く場合、月に1回程度の分解清掃が理想的だと言われています。ただし、使用頻度や挽く豆の種類、ミルの種類によってその頻度は調整が必要です!
分解清掃の手順は、ミルの種類によって異なりますが、一般的には以下のステップで行います。
- 電源を抜く、電池を外す
- 豆ホッパーと粉受けを取り外す(簡単に取り外せる部品は全て外す)
- 刃(グラインダー)を取り外す
- ブラシやハケで粉を払う
- 油分を拭き取る
- 組み立てる
コーヒーミルのパーツ別お手入れをご紹介
各パーツの細かい清掃方法をご紹介していていきます。
挽いたコーヒー粉が直接触れるため、微粉や油分が溜まりやすい部分です。
週に1回程度は、中性洗剤で水洗いし、しっかりと乾燥させるのがおすすめです。プラスチック製の粉受けは、静電気が発生しやすく、粉が付着しやすいです。そのため、静電気防止スプレーを使用するのも効果的です。
ミルは洗わない方がお手入れ楽なの?お手入れ簡単コーヒーミルの紹介
最近では、お手入れのしやすさに特化したコーヒーミルもたくさん登場しています。
限りなくお手入れの手間を減らせる、そんなコーヒーミルを選んで、もっと気軽に優雅なコーヒータイムを楽しみましょう!では、お手入れが簡単なコーヒーミルの選び方とその種類について詳しくご紹介していきたいと思います。
お手入れ簡単なコーヒーミルの種類と特徴
コーヒーミルを選ぶ際に「お手入れのしやすさ」を重視するなら、ミルの種類や構造に注目することが大切です。
- コニカル刃またはフラット刃のコーヒーミル
- 手入れのしやすいように設計された特殊構造のコーヒーミル
- クリーニング機能付きのコーヒーミル
コニカル刃、フラット刃のコーヒーミルは比較的分解がしやすいものが多く、定期的な掃除がしやすい傾向にあります。
また、最近では電動のコーヒーミルでも水洗い可能な設計になっているものや、静電気抑制機能、掃除専用のブラシが付属品で付いているものなど、便利なものがたくさんあります。
ただ、「それでも本当にお手入れが面倒、、、」という方には、クリーニング機能付きコーヒーミルをおすすめします。お値段はしますが、自動でクリーニングしてくれるのでとても助かります。
コーヒーミルは手動派?電動派?洗わないかどうかもポイント!
コーヒーミルは大きく分けて「手動タイプ」と「電動タイプ」があります。お手入れのしやすさにフォーカスを当てて、あなたにぴったりのミルを選択しましょう。
コーヒーミル(手動)
「とにかく清潔に保ちたい」「細部まで自分でしっかりお手入れしたい」「水洗いができたら嬉しい」という方には、分解・水洗いしやすい手動ミルがおすすめです。ただし、完全に乾燥させる手間は必要になります。
- 構造がシンプル
- 水洗いできるものが多い
- 比較的コンパクト
- 乾燥が必須になる
- 静電気で微粉が飛び散りやすい
コーヒーミル(電動)
「毎日の手入れはサッと済ませたい」「手間をかけずに美味しいコーヒーを挽きたい」という方には、電動ミルがおすすめです。
デメリットとしては電動ミルは、水洗いができないものが多いことです。そのため、定期的なブラシ清掃とクリーニングタブレットの使用が必須となります。
ただし、パーツごとに洗える電動ミルを選択すればお手入れの手間はぐっと減らせるでしょう。
- 日常のお手入れが楽
- 静電気対策が施されているモデルもある
- 水洗いできないことが多い
- 分解が難しい場合がある
- 複雑な構造のものが多い
お手入れ簡単なおすすめコーヒーミルのご紹介!
ここまで、コーヒーミルのお手入れや種類・特徴について述べてきました。では、実際に「お手入れ簡単」なコーヒーミにはどのようなものがあるのかを詳しくご紹介していきます。
全てのパーツが水洗い可能なコーヒーミル
こちらは、HARIOさんの「コーヒーミル・セラミックスリム」です。
セラミック製の臼を使用しているため、摩擦熱が発生しにくく、熱によるコーヒー粉へのダメージを防ぎます。ハンドルをはずすとコンパクトに納まるので、持ち運びに便利です。
軽量かつ全てのパーツを丸洗いできるので、お手入れが簡単です。
値段もお手頃なので、試しに購入してみるのもありだと思います★
手動と電動の二刀流!分解も簡単なコーヒーミル
こちらは、HARIOさんの「コーヒーミル・スマートG PRO」です。
粒度の揃いやすいステンレス製の臼を搭載したコンパクトなコーヒーミルです。別売りのモバイルミル スティック と合わせれば、電動ミルとしても利用することができるので、気分に合わせて変えることができます。
さらに15パーツに分解可能で、お手入れもしやすい商品です♪
静電気除去機能を搭載!クリーナー機能が付いたコーヒーミル
こちらは、HARIOさんの「V60 電動コーヒーグラインダーコンパクトN」です。
内部に静電気除去機能を搭載し、 フタにはクリーナー機能が付いた電気コーヒーグラインダーです。
コーヒー豆を挽いた時の粉の飛び散りが軽減され、フタにはクリーナー機能が付いているのでお手入れも楽です。
お値段は少しお高めですが、メンテナンスなどを考えればコスパはいいと言えるでしょう。

【まとめ】コーヒーミルは洗わなくてもお手入れ可能!
いかがでしたでしょうか?コーヒーミルは種類によってお手入れ方法も変わってきますが、洗わなくてもお手入れは可能です。
毎日のお手入れにコーヒーミルブラシを使ってみると、掃除も時短できますし、微粉は取り除けるのでおすすめです★
ただ、どうしても衛生的に不安な方やお手入れが面倒くさい方には水洗いが可能なコーヒーミルがおすすめです。お手入れさえも面倒くさい方はクリーナー機能がついているコーヒーミルを購入するといいでしょう。
コーヒーミルの種類がありすぎて迷うかもしれませんが、ミルはコーヒーの味を大きく左右する要素です。ミル選びの際は機能や使い勝手を考慮するといいかもしれません。
あなたに合ったコーヒーミルのお手入れ方法で、美味しいコーヒーを楽しみましょう。